2026-02-20
北海道中国工商会・北海道中国会共催「新春交歓会」〜風雨同行、同舟共済〜

北海道中国工商会と北海道中国会は、2月20日(旧正月初四)、札幌市内の「おたる亭」において共催で「新春交歓会」を開催しました。北海道で活躍する中国人経営者と日本人経営者が一堂に会し、交流を深めながら日中経済交流の展望と可能性について語り合う貴重な機会となりました。当日は、芸妓による日本舞踊の披露や中国古筝の演奏も行われ、華やかな新春の雰囲気に包まれました。
開会にあたり、加藤修札幌市副市長よりご挨拶をいただき、主催者を代表して田義之会長が、北海道中国会の歴史や活動内容、北海道中国工商会の設立経緯を紹介し、参加者への歓迎の意を述べました。来賓として、王根華中華人民共和国駐札幌総領事館総領事よりご挨拶を賜り、中国会と工商会が日中友好に果たしてきた役割を称賛されるとともに、旧正月の九連休の話題や中国の春節番組、そして現在注目を集める冬季スポーツについて触れられ、今後の日中友好への期待が語られました。
また、冬季競技の話題として、ミラノ・コルティナ冬季大会におけるスノーボード競技では、男子で蘇翊鳴が金メダルを獲得し、女子では深田茉莉が初出場ながら金メダルを手にしました。両選手を指導する佐藤康弘コーチが、結果を待つ間にひざまずいて祈る姿や、二人の教え子の金メダルを祝福して抱き合う様子は、国境を越えた友情とスポーツの力を象徴する感動的な場面として紹介されました。
乾杯のご発声は、里見英樹北海道日中経済友好協会会長が務められました。
懇親会では、古筝奏者の周禹彤氏による演奏と、さっぽろ芸妓育成振興会による演舞が披露されました。かつて札幌には300人以上の芸妓が活躍していましたが、時代の変化とともにその数は減少し、現在は11名のみとなっています。同振興会は、この貴重な日本の伝統文化を次世代へ継承するために設立されました。二人の芸妓による優雅な舞は会場を大いに盛り上げ、さらに紐で結んだ栓抜きでビール瓶を吊り上げる伝統的な余興が披露され、参加者も挑戦して成功者が続出し、和やかな笑いに包まれました。
事務局長の申恩哲社長より来賓および参加者の紹介が行われ、当初36名の予定に対し37名が参加しました。締めくくりとして、北海道中国工商会理事長の張相律社長が挨拶し、「日中関係が冷え込む今こそ、民間交流の架け橋としての役割が一層重要である」と述べられました。「会場はやや手狭ではあるが、その分交流の密度が高まり有意義な時間となった」との言葉に、参加者一同が深くうなずきました。
最後に集合写真を撮影し、皆さまの新年を祝う笑顔と、新たな年の躍進への思いを記念に残して閉会となりました。