2024-02-21
北海道中国工商会の新年会
2024年2月16日、北海道中国会と一般社団法人北海道中国工商会は、札幌市内の中華レストランで共同で新春交流懇親会を開催しました。駐札幌総領事館の夏代総領事ら領事たちから、日中友好団体、留学生代表、会員、そして来賓など60余りの方々が集まり、盛大な新年会を無事に終えました。
新年会の前に、田理事長の代わりに、張相律社長が挨拶を行った後、工商会のセミナーが行われました。セミナーでは、株式会社財界さっぽろの舟本秀男社長から、「2024年はどのような年になるか?するか?」をテーマにして、30分の講演をいただきました。舟本社長は個人の意見として、有益な見解を述べました。その日の日経平均株価は続伸し、過去最高値を更新しました。さらに、次世代半導体の量産を目指すラピダスが北海道に進出し、総投資額は5兆円に及びます。そのような「経済バブル」のニュースを見ても、道民は惑わされることなく、冷静な判断が必要です。「経済バブル」は道民の生活や収入にはほぼ関係ありません。北海道の発展のために、北海道を開拓の原点と位置付け、さらに:『私たちがコロナ危機で、コロナ以上の危機に目覚め、「自分の原点」、「会社の原点」、「この国の原点」、「人類の原点」を見つめ直す機会』(「会社がなくなる」丹羽宇一郎))を引用して、「会社がなくなる」ことを機会に、北海道の資源である風(電力資源)、林(森林資源)、水(水資源)、菜(食料資源)について、2024年の北海道の課題と希望を熱弁しました。講演後、北海道中国会の于洪志副代表から感謝記念品が贈呈されました。
セミナーの後半では、北海道工商会株式会社の申恩哲社長が、工商会会社の事業内容や調理ロボット事業について説明しました。さらに、BOTINKIT日本株式会社の劉天一社長も、調理ロボットBOTINKIT MAXの製品説明を行い、翌日の試食会への参加を呼びかけました。
新年会の司会は西丹社長が務め、今年は中国会の代表が欠席だったため、陶恵栄運営委員長が主催者挨拶を行いました。彼は甲辰年に関連して、「龍が天を舞う時、雲が起こる」という諺を引用し、新しい年が幸運なものとなり、中日友好関係がさらに深まることを願いました。最後に、中国で流行した新年祝賀「龍行龘龘,前程朤朤,生活䲜䲜,事業燚燚!」で新年の挨拶をしました。
駐札幌中国総領事館の夏少傑代総領事と北海道日中友好協会の青木雅典会長の来賓挨拶の後、前北海道議会議員の千葉英守先生が乾杯の挨拶を行いました。美味しい中華料理と中国紹興酒が新年会の交流の中心となり、ビンゴゲームは会場の雰囲気を盛り上げました。当選者は自己紹介し、感想を述べ、最高齢の93歳の桂川良伸先生も初当選で、喜んで中国茶の景品を受け取りました。15社(個人)から93点の景品が提供され、全員に景品が贈られました。残った景品も留学生へプレゼントしました。
晋南貿易の曲健三会長の閉会挨拶の後、プロのカメラマンの張寧氏が最後の楽しい集合写真を撮影し、笑い声の中で楽しい新年会が終了しました。