2026-09-29
第八回 北海道中国工商会 総会・セミナー・懇親会

2026年9月28日、一般社団法人北海道中国工商会の「第八回総会・セミナー・懇親会」が、札幌・プレミアホテル中島公園札幌24階の日本料理「和乃八窓庵」にて開催されました。
会員35名のうち21名が総会に出席し、セミナーには26名が参加しました。北海道と中国の経済・文化交流を担う仲間が一堂に集まり、工商会のこれまでの歩みを振り返るとともに、新たな一年への方向性を確認する有意義な一日となりました。
総会
総会は、于徳志専務理事の司会により、午後5時に開会しました。
はじめに田義之会長が挨拶を行い、その後、田会長が議長に選出され、議事を進行しました。
続いて、陶恵栄常務理事による活動報告、于洪志副理事長による年間財務報告、白諾貝監査役(弁護士)による監査報告が行われ、それぞれの議案について審議が行われました。各報告は滞りなく承認され、総会は順調に進行しました。
その後、張相律理事長から新年度の活動計画が発表され、于洪志副理事長から新年度の実行委員会メンバーが紹介されました。さらに、申恩哲事務長から年間の財務計画について説明があり、提出されたすべての議案が無事に承認されました。
今回の総会では、これまで工商会を支えてきた田義之会長から、張相律新理事長へとバトンが引き継がれました。
新しい体制のもと、北海道中国工商会がさらに発展し、北海道と中国をつなぐ経済交流の架け橋として、より大きな役割を果たしていくことが期待されます。
懇親会――交流から新しい可能性へ
総会終了後は、同会場で懇親会が開催されました。
今回は、中華人民共和国駐札幌総領事館から王根華総領事、王伝東経済担当領事、孫暁珊僑務担当領事にもご参加いただきました。
田義之会長の挨拶に続き、王根華総領事から来賓挨拶がありました。
王総領事からは、北海道華僑華人の皆さんの活動、そして北海道中国工商会が着実に発展していることへの感謝が述べられました。中国の発展は日本の脅威にならない、日本政府の発言の問題で冷え込んだ中日関係、経済交流や文化交流には影響しないよう、先日の北大の学生の中国訪問交流も行い、来月の日中友好協会の中国訪問も予定され、また、今後は中国人だけではなく、より多くの日本人の方々にも参加していただきながら、北海道と中国との経済・文化交流をさらに深めていきたいとの期待が語られました。
続いて、張相律理事長による乾杯のご発声で、和やかな懇親会が始まりました。
参加者は料理を楽しみながら名刺を交換し、それぞれの仕事や事業について情報を交換しました。北海道の未来、日中間の経済交流、そして工商会のこれからについて語り合う中で、参加者同士の交流も一段と深まりました。
新入会員の紹介
懇親会の途中では、于徳志専務理事から今期の新入会員が紹介され、新たに入会した2名が登壇しました。
それぞれ自己紹介とともに、自身の事業や業務内容について発表し、新しい仲間との出会いを参加者全員で歓迎しました。
また、張相律理事長から来賓のスピーチが指名され、世界韓人経済貿易協会札幌支部の韓基振支部長からも挨拶がありました。
韓支部長は最後に、自社製品のキムチを参加者の皆さんにプレゼントし、さらに工商会への入会の意思も表明されました。国や民族を越えた経済人同士の交流が、こうした温かい形で広がっていくことに、懇親会の会場も大いに盛り上がりました。
最後に、于洪志副理事長から閉会の挨拶がありました。
挨拶の中では、1963年に誕生した「鉄腕アトム」を人型ロボットの原点として振り返りながら、現在の中国経済の発展にも触れ、「大きな経済の波を乗りこなしていくことも工商会の重要な役割である」との趣旨の話がありました。
ユーモアを交えた話に、会場は笑いと拍手に包まれました。
人と人をつなぐ工商会
最後には、『北方ジャーナル』の工藤編集長による集合写真の撮影も行われました。
美味しい和食を囲み、笑顔で語り合う参加者の姿を見ていると、工商会の本当の価値は、単なる経済団体という枠を超え、人と人、人と企業、そして北海道と中国をつなぐ「縁」そのものにあるのだと感じます。
経済の世界は、時代とともに大きく変化します。
しかし、どれほど時代が変わっても、最後に未来をつくるのは「人」です。
今回、田義之会長から張相律新理事長へとバトンが渡されました。新しい世代、新しい仲間、新しい発想を加えながら、北海道中国工商会がさらに成長し、北海道と中国の経済・文化交流を支える架け橋となることを期待しています。
第八回総会は、和やかな交流と笑顔に包まれながら、盛会のうちに幕を閉じました。